お子さん (特に赤ちゃん) はお腹の中も未熟で成長途上ですので、食べたり飲んだりしたものを、しばしば吐いてしまうことがあります。
吐いたからといっても、機嫌よく遊んでいたり、あやすと笑うときは慌てる必要はありません。 たとえば異物や細菌が、口から入った時におなかの中まで入っていかないように吐くのは、生態防御反応の一つだからです。

吐いた前後の様子をよく観察して、 つぎのような症状があったらすぐに医療機関に相談してください。

・勢いよく吐いた後にぐったりする
・吐いたものに血液や緑黄色の胆汁がまじる
・甘酸っぱい口臭がある
・吐いたあとにけいれんをおこす
・一日に何回も吐き、下痢もひどい
・足を縮め、体を曲げて激しく泣く
・ぐったりして意識がもうろうとする

吐きそうなときには
吐いたもので気道をふさがないように 顔を横向きにするか座らせてあげましょう
吐いたあとはお口の中がにがくて、いやな臭いが吐き気を誘いますので、赤ちゃんなら濡れガーゼでお口の中をそっと拭き、うがいのできるお子様ならうがいをしましょう。

吐いたものは速やかに捨てましょう。その際吐いたものの中身・色・回数・量(片手 1杯など)・時間などメモしておきますと先生にお話ししやすいです。


【 吐き気止め座薬の投与方法と水分の与え方について 】
吐き気止め座薬は一時的に吐き気を抑えるもので病気そのものを治す薬ではありません。 吐き気が治まったからといって 急にたくさんを食べたり飲んだりすると、かえって吐き気をもよおし悪化することがありますので、 食事量等を注意してください。

肛門に座薬を入れる際にお子様は反射的にいきんでしまい、すぐに座薬が出てくることがあります。
保護者の方がやさしく「お口でハアハア息しようね」と声かけしながらやりますと、お子様は安心して座薬が入れやすくなります。

吐き気止め座薬は薬がとけて効いてくるまで5〜10分かかりますので、水分を与える場合、まずはスプーンで1さじ 少量ずつを何回にも分けて口に入れます。 塩分が失われるので小児用の電解質飲料を少量ずつ与えてもかまいません。無理強いせずにお子様の様子を見ながら与えて下さい。

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